毎年、ススキが枯れ始める11月中旬、雪が降る前に茅刈りを行います。これを冬を通して軒下に立て掛け、乾燥させたところで余計な草をとり、屋根に使えるように整えるのです。
今年で3年目になりますが、これが、結構地味で面倒な作業なのです。
昨年、初めて屋根ふきに使ってみて、それほどきれいに葉っぱを落とす必要もなく・・・(葉っぱも使い道がある)、どうせ後でバラすので、きれいに束ねる必要もなく・・・それよりも、もっと大量に茅が必要なので、むしろ如何にこの作業を効率よくスピーディにやるかが大切だと気づきました。
この点を踏まえ、今年はできるだけテキトーにやろうと思います。
しかし、テキトーにするのも至難の業。・・・今回、茅が上下バラバラに束ねたものがあって、これは直さないといけません。
また、茅の立て掛け方が甘かったせいか、はたまた雪が多かったせいか、一部の茅の根元が湿っていて、黒くカビが生えてしまっていました。・・・後で切るから良いのですが・・・・このままでは使い物にならなくなってしまいます。・・・そこで、少し“寝てしまっていた”茅をもう一度立てた状態に直しました。
今回は、さくらんぼの時期でもあり、なかなか人手は集まりませんでしたが、私と鈴木さんの2人でいくらか整理しました。
その一方で、ビデオ撮影はこのとおり。
古屋敷村の保存を考える会 齋藤
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