2012年7月30日月曜日

真夏の草刈り

梅雨明け以降、毎日暑い日が続きます。

この3日ぐらいは午後2時を過ぎたころに35度前後に達します。
連日報道されているように、こんな暑い時の作業は熱中症の危険があるし、刈払い機の調子も悪いし、様子見にだけ行こうと思い、古屋敷に向かいました。(・・・注:ここからは昨日の話です。)

午後2時、家の中の温度計は35.9度に達していましたが、古屋敷は31度と、30度は越しているものの、ちょっと、心持涼しく感じます。

長靴と水、手袋は持っていましたが、どうせ機械が動かないと思って作業着も持っていきませんが、一応刈払い機のエンジンを掛けてみると・・・ブルルッ・・・準備万端じゃないこんなときに限って一発で掛かるものです。

仕方が無いので、民具資料館、まゆの庄の周りを軽く刈りました。

冬は大雪で足をとられるように、同じくらいの深さで草が生えています。緑の豪雪と言っていいようなぐらい。

蔓だらけでどうしても機械で刈れないところも多かったのですが、大体のところを刈りました。



古屋敷村の保存を考える会 齋藤


2012年7月22日日曜日

草刈り機の不調と杉の皮むき

雨の予報でしたが、どうも天気が良さそうなので、民具資料館やまゆの庄の周りの草を刈ろうと出かけました。

天気は良いながらも風はさわやかで、草刈り日和。

刈払い機の燃料を満タンに、おまけにリザーブタンクも持ち、準備万端でまゆの庄のあたりへ。
・・・しかし、エンジンが掛からない。・・・何度やっても掛からない。

少し休ませれば掛かることもあるので、その間、杉の皮むき・・・。
道具を持ってこないので、手で剥けるところまで剥こうとしました。

何年も経った杉は皮が浮き上がって、手でも剥けるようになります。
しかし、剥きにくいところもあるので、手袋を外し、爪を立てて剥くことに・・・剥いているときは気づかないのですが、いつの間にか大変な深爪になってしまい、痛いこと。・・・結局、古い釘が落ちていたので、それを爪の代わりにしました。

結構調子よく剥いて、1本完了。

そこで再びエンジンを掛けてみます。・・・まだ動かない。

仕方が無いので、最後の1本となった杉の木を取り出し、皮を剥き始めます。
・・・一番下に長年重ねていたその木は、剥いてみると相当に中がスカスカ。シロアリみたいのがたくさん出てきます。・・・ちょっと使い物にはならないみたい。

・・・半分ぐらい剥いたところでやめることにしました。
改めてエンジンを掛けてみます。・・・やっぱり動かない。

こうしていると相当暑くなり、汗が出てきたので、帰ることにしました。
なんか、とっても中途半端な日でした。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年7月8日日曜日

草刈り機の復活

昨年11月の茅刈り作業のときに刈り払い機を使ったのですが、その時タンクに混合油を入れたまま冬を越してしまいました。・・・すると、こうした発動機モノの場合、水分が飛んで悪さを働き、エンジンが掛からなくなるものです。・・・そのことに気づきエンジンを掛けてみたのですが、先週は全く掛からず、先々週はやっと掛かったと思い、少し草を刈って、チョークを戻したら、プスプスっ・・・と止まってしまいました。

そこで今週、予報が変わって雨が晴れたため、再チャレンジ。

・・・これまでのチャレンジが無駄でなかったのか、結構簡単に掛かり、また止めてしまわないようにそのまま谷川の庄の周りを刈り込みました。

谷川の庄の周り、特に裏庭は、ヨモギがびっしり生えていました。・・・ヨモギは伸びるとその下は針葉樹林みたいに日が差さなくなって、なんか地面が黒くなります。だから、秋に枯れる頃になるともっと汚らしい感じになってしまいます。・・・春先ならば美味そうなのに。

若いススキと花盛りの葵だけは残しました。
・・・刈払い機は、というと、快調です!・・・古い油を全て使い切り、新しい油を少し補給し、再度使い切りました。今は一発起動です。・・・今度はまゆの庄や民具資料館の周りもきれいにできそうです。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年7月1日日曜日

茅整理開始

昨日の午前中、昨年11月に刈った茅の整理作業を行いました。

毎年、ススキが枯れ始める11月中旬、雪が降る前に茅刈りを行います。これを冬を通して軒下に立て掛け、乾燥させたところで余計な草をとり、屋根に使えるように整えるのです。

今年で3年目になりますが、これが、結構地味で面倒な作業なのです。

昨年、初めて屋根ふきに使ってみて、それほどきれいに葉っぱを落とす必要もなく・・・(葉っぱも使い道がある)、どうせ後でバラすので、きれいに束ねる必要もなく・・・それよりも、もっと大量に茅が必要なので、むしろ如何にこの作業を効率よくスピーディにやるかが大切だと気づきました。

この点を踏まえ、今年はできるだけテキトーにやろうと思います。
しかし、テキトーにするのも至難の業。・・・今回、茅が上下バラバラに束ねたものがあって、これは直さないといけません。
また、茅の立て掛け方が甘かったせいか、はたまた雪が多かったせいか、一部の茅の根元が湿っていて、黒くカビが生えてしまっていました。・・・後で切るから良いのですが・・・・このままでは使い物にならなくなってしまいます。・・・そこで、少し“寝てしまっていた”茅をもう一度立てた状態に直しました。


今回は、さくらんぼの時期でもあり、なかなか人手は集まりませんでしたが、私と鈴木さんの2人でいくらか整理しました。


その一方で、ビデオ撮影はこのとおり。
お互い撮影し合いましたが、やはり鈴木さんのアングルの方が格好良いですね。さすがです。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤