古屋敷村が所在する東(あずま)地区には、“東の笹竹”と呼ばれる食材があります。
“月山竹”のような、いわゆる高山に生える細竹で、古屋敷村から更に山に入り、横川堰とか、宮城県境に近い、標高の高い場所に自生しています。
かつては、6月ぐらいの時期になると、この地域の人々は大勢山に入り、笹竹を取って味噌汁などに入れたり、囲炉裏であぶったりして食べ、あるいは売って学校の収益源にしていたそうです。
しかし、最近は採る人も少なくなり、山の笹薮は荒れ、取れる笹竹も少なくなってきたそうです。
そこで、東地区の特徴的な食材である“東の笹竹”をもう一度見直そうと、東地区会長会の主催でこのお祭りが開催されることとなりました。
当日は、この「幻の笹竹」を味わうほか、ご存知鈴木ウメ子さんによる地元の食材・・・たぶん、セリかヨモギとか、地元に自生する山菜?雑草?をふんだんに使った料理も合わせて味わい、昔からこの地域で食べられてきた食文化について考えたいと思います。
ほかに胡弓の演奏などもありますので、皆さん是非ご参加ください!!
笹竹まつり
- 主 催 笹竹まつり実行委員会
- 主 管 東地区会長会、古屋敷村の保存を考える会
- 日 時 平成23年6月19日(日) 11:00から14:00
- 会 場 上山市大字大門 古屋敷 「谷川の庄」
- 定 員 70名
- 参加料 無料(ただし、東日本大震災の義援金箱を設置します。)
- 11:00 音里間満生(ねりま・みき)さんの胡弓演奏、踊り、民謡
- 12:00 たけのこ採りや昔の食材についてのお話し
- 12:30 会食 ~東の笹竹のたけのこ汁など昔の食材を使った料理、漬物、つや姫のおにぎり等
古屋敷村の保存を考える会 齋藤