今朝は重た~い雪が降り、除雪もままならないところでしたが、東地区公民館で「昔のごちそう学習会〈寒中篇〉」を開催!
9歳から7?歳まで幅広い年齢の20名くらいの皆さんが参加。
まずは雑煮、納豆、胡桃と生もちを和える具を用意します。
続いて、山里に伝わる「ごんぱもち」を作るため、佐藤和美さま特製のごんぱ粉を米粉に混ぜ、ボールを作ります。
前々日から水に浸していたもち米を蒸かし、いよいよ餅つきへ・・・。
ごんぱを混ぜてついたもち8升と白いもち4升をつきました。
・・・もうこれでへとへとです。
もちはこね方、返し方、つき方とタイミングが大切。
次世代の餅つき技術者を育てないと、オジサンは体力が持ちません。
さて、つき上がったごんぱもちに片栗粉をまぶし、くるくる丸めた餡を入れ、羽二重もちつくり。
これはうまい!売り物になりそう!
他の生もちを具に和えていよいよ試食会。
雑煮にはぜんまいと糸コン、豚肉が入っています。
おかずはウメ子先生特製の青菜、大根、キムチ、そしてドロボウの煮物・・・って?ドロボウはヤマニンジンのことのようです。
おいしく、かつ、おなか一杯に頂いた後は凍みもち作り。
ウメ子先生が昨日ついたもちを切り、すずらんテープにつるします。
・・・一方、恵子先生が昨日ついてゴマと砂糖と油を入れて準備していたかきもちは、気温が高く固まらないので今日は薄く切ることができませんでした。
最後にしみもちをつるし完成・・・一方のかきもちは、恵子先生の宿題になってしまいました。
どちらも2月26日に上山市内で予定しているイベント“古屋敷村映写寄合”でご披露の予定!・・・明日から寒中本来の気温に戻り、腐らずうまくできることを祈ります!
皆さん、お疲れ様でした!!
古屋敷村の保存を考える会 齋藤
山形県上山市の非営利団体”古屋敷村の保存を考える会”の活動状況を報告するために開設したブログです。 「失われた村の再生プロジェクト」など日々の活動状況を折に触れて報告していきます。
2012年1月22日日曜日
2012年1月9日月曜日
新年の除雪
明けましておめでとうございます。
本年は良い年でありますように。
さて、年末のクリスマス頃と新年の正月休み明け頃に雪が降りました。
みんな、「今年は大雪だ」と言うのですが、私はそうも感じないのですが・・・。
この成人式休みも、予報では雪だったのですが、小雪が降るものの全く積もる様子はありません。
そこで、今年こそはと、古屋敷の除雪に出かけることにしました。
・・・いつも、自宅の除雪で手一杯、体一杯になり、古屋敷の建物を構う余裕が無くなって、結局、毎年の屋根の崩壊を招いているからです・・・。
それに、再来週は谷川の庄で「昔のごちそう学習会 ~寒中の篇~」を開催するからなおのことです。
まずは谷川の庄の前へ。
さすがに除雪車が残していった雪は氷のように固まって山のようになっていますが、全体に積雪は50cmぐらいで特別に多くはありません・・・おととしの今頃は1m50cmぐらいあったように思います。
・・・とは言うものの、軽トラを駐車できる程度のスペースでも、重たい雪を動かすのは容易ではありません・・・過呼吸でしょうか、なぜか気持ちが悪くなってきました。
休み休みでようやく除雪ができました。
まあ、さすがに寒中なので再来週まではたくさん降ると思いますが、今のうちにやっておくと後が楽になります。
次は、まゆの庄と民具資料館を見てみます。
まゆの庄の新しく茅葺きをした部分が心配でしたが、今のところは軒が崩れるようなことはありませんでした。
しかし、重たい雪をいくらでも逃してやった方がいいだろうと、軒先の雪をスコップが届く範囲で下ろしてやりました。
民具資料館のシートは無事です。
このところ、温暖化のせいか、いつも初冬の時期に強風が吹くことが多く、4年前はそれでビニールシートが一週間で飛んでしまいました。・・・しかし、思うに今シーズンはあまり強い風が吹かなかったように感じます。みんなで凍えながら直した民具資料館のシートは、雪を載せてしっかり屋根にかぶさっています。シートの場合、一番の敵は風ですので、むしろ、この方が安心です。
初めはひんやりした曇りでしたが、日没近くになったら晴れて来ました。
雪の古屋敷、夕暮れ時が一番きれいに感じます。
古屋敷村の保存を考える会 齋藤
本年は良い年でありますように。
さて、年末のクリスマス頃と新年の正月休み明け頃に雪が降りました。
みんな、「今年は大雪だ」と言うのですが、私はそうも感じないのですが・・・。
この成人式休みも、予報では雪だったのですが、小雪が降るものの全く積もる様子はありません。
そこで、今年こそはと、古屋敷の除雪に出かけることにしました。
・・・いつも、自宅の除雪で手一杯、体一杯になり、古屋敷の建物を構う余裕が無くなって、結局、毎年の屋根の崩壊を招いているからです・・・。
それに、再来週は谷川の庄で「昔のごちそう学習会 ~寒中の篇~」を開催するからなおのことです。
まずは谷川の庄の前へ。
さすがに除雪車が残していった雪は氷のように固まって山のようになっていますが、全体に積雪は50cmぐらいで特別に多くはありません・・・おととしの今頃は1m50cmぐらいあったように思います。
・・・とは言うものの、軽トラを駐車できる程度のスペースでも、重たい雪を動かすのは容易ではありません・・・過呼吸でしょうか、なぜか気持ちが悪くなってきました。
休み休みでようやく除雪ができました。
まあ、さすがに寒中なので再来週まではたくさん降ると思いますが、今のうちにやっておくと後が楽になります。
次は、まゆの庄と民具資料館を見てみます。
まゆの庄の新しく茅葺きをした部分が心配でしたが、今のところは軒が崩れるようなことはありませんでした。
しかし、重たい雪をいくらでも逃してやった方がいいだろうと、軒先の雪をスコップが届く範囲で下ろしてやりました。
民具資料館のシートは無事です。
このところ、温暖化のせいか、いつも初冬の時期に強風が吹くことが多く、4年前はそれでビニールシートが一週間で飛んでしまいました。・・・しかし、思うに今シーズンはあまり強い風が吹かなかったように感じます。みんなで凍えながら直した民具資料館のシートは、雪を載せてしっかり屋根にかぶさっています。シートの場合、一番の敵は風ですので、むしろ、この方が安心です。
初めはひんやりした曇りでしたが、日没近くになったら晴れて来ました。
雪の古屋敷、夕暮れ時が一番きれいに感じます。
古屋敷村の保存を考える会 齋藤
ラベル:
保存・修復作業
登録:
投稿 (Atom)