2012年1月9日月曜日

新年の除雪

明けましておめでとうございます。
本年は良い年でありますように。

さて、年末のクリスマス頃と新年の正月休み明け頃に雪が降りました。
みんな、「今年は大雪だ」と言うのですが、私はそうも感じないのですが・・・。
この成人式休みも、予報では雪だったのですが、小雪が降るものの全く積もる様子はありません。

そこで、今年こそはと、古屋敷の除雪に出かけることにしました。
・・・いつも、自宅の除雪で手一杯、体一杯になり、古屋敷の建物を構う余裕が無くなって、結局、毎年の屋根の崩壊を招いているからです・・・。
それに、再来週は谷川の庄で「昔のごちそう学習会 ~寒中の篇~」を開催するからなおのことです。

まずは谷川の庄の前へ。

さすがに除雪車が残していった雪は氷のように固まって山のようになっていますが、全体に積雪は50cmぐらいで特別に多くはありません・・・おととしの今頃は1m50cmぐらいあったように思います。

・・・とは言うものの、軽トラを駐車できる程度のスペースでも、重たい雪を動かすのは容易ではありません・・・過呼吸でしょうか、なぜか気持ちが悪くなってきました。

休み休みでようやく除雪ができました。

まあ、さすがに寒中なので再来週まではたくさん降ると思いますが、今のうちにやっておくと後が楽になります。

次は、まゆの庄と民具資料館を見てみます。

まゆの庄の新しく茅葺きをした部分が心配でしたが、今のところは軒が崩れるようなことはありませんでした。
しかし、重たい雪をいくらでも逃してやった方がいいだろうと、軒先の雪をスコップが届く範囲で下ろしてやりました。

民具資料館のシートは無事です。
このところ、温暖化のせいか、いつも初冬の時期に強風が吹くことが多く、4年前はそれでビニールシートが一週間で飛んでしまいました。・・・しかし、思うに今シーズンはあまり強い風が吹かなかったように感じます。みんなで凍えながら直した民具資料館のシートは、雪を載せてしっかり屋根にかぶさっています。シートの場合、一番の敵は風ですので、むしろ、この方が安心です。


初めはひんやりした曇りでしたが、日没近くになったら晴れて来ました。


雪の古屋敷、夕暮れ時が一番きれいに感じます。


古屋敷村の保存を考える会 齋藤

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