2011年12月11日日曜日

民具資料館のシート掛け

平地では昨晩から雨が降っていますが、大門から橋を渡ると雪に変わり、古屋敷では雪が積もっています。

最近は「まゆの庄」の屋根で茅葺き学習会を開き、あちらばかりにばかり掛かりきりで、「民具資料館」は昨年の冬以降ご無沙汰状態でした。その間、シートは下から強風にあおられ、角の部分が大きくめくれて雨が入り放題の状態。また、シートのたるんだ部分に水がたまり・・・それはそれで重しになっていい面もありますが・・・めくれた部分を引っ張れない形になっていました。

そこで本日は本格的な積雪を前に「民具資料館」のシート掛け作業を行いました。

前述のとおり、古屋敷は朝から湿った雪が激しく降り続く中、4人での作業です。

最初の作業は、シートに穴を開け、たまった水を抜く作業。
水だけでなく雪もたまっています。底には落ち葉がたまり、水を抜く邪魔になるばかりか腐っていて臭いこと!鼻に付く匂いです!

水が抜けるとシートを直す作業。
抜けそうな床に気をつけながら中から、また外から梯子をかけて、重たいシートを引っ張ります。

次にロープを通しなおして、建物のあちこちに固定します。
現状の中途半端な状態にあわせて固定するので格好が悪いのですが、風であおられることを考えながら、可能な限りあちこち縛り付けました。



今年はどのくらい雪が降るのか、強風が吹くのかわかりませんが、まあ、ここまでやっておけば春ごろまでは何とか持つでしょう。
これで何とか今年も年越しができそうです。今日参加した皆さん、寒い中、雪の中、びしょびしょになりながら本当にご苦労様でした。

くれぐれも風などひかないように。
そのうち、あったかいところで忘年会をやりましょう!!

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

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