今朝は、小笹地区で鈴木ウメ子さんからこの時期生えている山菜や“雑草食材”を案内していただきました。
まずはノゼリ
ヤマニンジン・・・きどさがあり、薬草にもなるそうです。一晩浸してからおひたしにします。
ハシギ・・・箸にできる木。新芽を乾燥させ、人寄せごとの料理に出していたそうです。
ヤマウコギ・・・切り和えにします。
アイコ・・・天ぷらにするとおいしいです。
ノアサツキ・・・サルが食べた跡があります。
そして小笹ウルイ・・・品種というより土壌がやわらかさを生むようです。
本当に、足元や木の根元など、あらゆるものが食材で、荒れた畑や林にしか見えなかったのが、広大な食卓に見えてきます。
この時に採ってきたものなどを早速戴きました。
ヤマニンジンのおひたし
アイコ、タラノメ、ヨモギ、ウドの天ぷら
そして、トウが伸びたフキの煮物・・・フキの食感にフキノトウの苦味と香りが加わります。
春の味はどれも苦味やきどさがあり、冬の毒気を抜いてくれそうな味です。
春は畑の物が少なく、“何もない時期”のように思われがちですが、野のものはむしろ豊富で、昔の人たちは、こうしたものを食べて健康になっていたのでしょうね。
古屋敷村の保存を考える会 齋藤
0 件のコメント:
コメントを投稿