2011年4月30日土曜日

春の山菜、雑草食材巡り

今朝は、小笹地区で鈴木ウメ子さんからこの時期生えている山菜や“雑草食材”を案内していただきました。

まずはノゼリ

ヤマニンジン・・・きどさがあり、薬草にもなるそうです。一晩浸してからおひたしにします。

ハシギ・・・箸にできる木。新芽を乾燥させ、人寄せごとの料理に出していたそうです。

ヤマウコギ・・・切り和えにします。

アイコ・・・天ぷらにするとおいしいです。

ノアサツキ・・・サルが食べた跡があります。

そして小笹ウルイ・・・品種というより土壌がやわらかさを生むようです。

本当に、足元や木の根元など、あらゆるものが食材で、荒れた畑や林にしか見えなかったのが、広大な食卓に見えてきます。

この時に採ってきたものなどを早速戴きました。

ヤマニンジンのおひたし

アイコ、タラノメ、ヨモギ、ウドの天ぷら

そして、トウが伸びたフキの煮物・・・フキの食感にフキノトウの苦味と香りが加わります。

春の味はどれも苦味やきどさがあり、冬の毒気を抜いてくれそうな味です。
春は畑の物が少なく、“何もない時期”のように思われがちですが、野のものはむしろ豊富で、昔の人たちは、こうしたものを食べて健康になっていたのでしょうね。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

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