2012年3月4日日曜日

古屋敷村映写寄合 東京イベント のお知らせ

上山の十日町で開催した「古屋敷村映写寄合」。
あれから一週間が経ちますが、間髪をおかずになんと今月は“東京特別興行”があります!
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小川紳介監督の逝去から20年。
東京・神田駿河台のアテネ・フランセ文化センターでは、「~小川紳介没後20周年特集 小川紳介と小川プロダクション」を3月13日から開催、全31作品が上映されます。
そして、先週、地元の皆さんと観た「ニッポン国古屋敷村」が3月20日の17:00~20:30に(今度は)完全上映されることから、これを「第2部」に位置づけ、ビデオ上映などの「第1部」とあわせて「古屋敷村映写寄合 ~映像が伝える山里の暮らし~」の東京イベントとして開催することとなりました。

古屋敷村映写寄合 ~映像が伝える山里の暮らし~ 東京イベント
 かつて、小川紳介監督が映画『ニッポン国古屋敷村』で描いた山形県上山市の古屋敷村。今は住む人も少なく、映画に映しだされたかや葺きの家々は荒廃が進んでいます。
 日本の原風景のようなこの山里の景観を残し、地域の歴史や生活文化を再び掘り起こしながら新しい交流を生み出す場にしていこうと、有志たちの「古屋敷の保存を考える会」が活動を続けています。東京での特別イベントにぜひご参加ください。
開催日時:2012年3月20日(火・祝)
● 第1部 「失われた村 再生プロジェクト」 13:00 ~ 16:00
 かや刈りとかや葺きの作業、キノコの栽培、笹竹など地元食材の採取、厳しい冬期を乗り切る保存食の学習会…。地元での活動を、映像を交えて振り返りながら、「失われゆく村」の記憶と知恵を伝承することの意味を考えてみます。上山の農山村に伝えられてきた季節の味をいただきながら、自然と人間のつきあい方の変化、消えゆく価値観の再考について自由に語り合う催しです。入場無料。
会場: Space & cafeポレポレ坐 
(JR東中野駅西口、都営大江戸線東中野駅A1出口より徒歩1分)
住所:東京都中野区東中野4-4-1ポレポレ坐ビル1F   
お問い合わせ: 藤岡 070-5089-9203 / Email: doc.dream.center@gmail.com
プログラム: 
【味わいの時間】
 里山はごちそうの宝庫! 地元料理の研究家鈴木ウメ子さんと一緒に村を歩く映像を見ながら、食材の発見にワクワク。
 「昔のごちそう学習会」で作った「かきもち」など、昔から上山の農山村に伝えられ、食べられてきた季節の味を味わいます。
【古屋敷村かやぶき学習会 2011】
 かや葺き屋根の家が一軒一軒減っていく中、かや葺きの技術を持つ人も少なくなっています。失われつつあるかや葺きの技を「かやぶき学習会」の映像で振り返りながら、技術の伝承と今後の古屋敷村の再生に向けての今後を語り合います。縄を使って「男結び」をやってみよう!
■ 主催:古屋敷村の保存を考える会/共催:ドキュメンタリー・ドリームセンター
■ 公益財団法人トヨタ財団 地域社会プログラム助成事業
■ 協力:映画美学校、アテネ・フランセ文化センター
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● 第2部 「映画を通して見る 古屋敷村」 17:00 ~ 20:30
 1982年に作られた小川プロの映画 『ニッポン国古屋敷村』 が上映されます。 
 戸数わずか8軒となった古屋敷村の人々の稲作、炭焼き、戦争体験や昔話。ひとつの山村を舞台にしたニッポン国の壮大な歴史絵巻が広げられる。ベルリン映画祭国際批評家連盟賞受賞作。
 監督:小川紳介 撮影:田村正毅 現地録音:菊池信之 録音:浅沼幸一 詩:木村迪夫 音楽:関一郎 製作:伏屋博雄 製作会社:小川プロダクション (1982年/カラー/16ミリ/210分)
会場:アテネ・フランセ文化センター
(JR「お茶の水」「水道橋」から徒歩7分) 東京都千代田区神田駿河台2丁目11  アテネ・フランセ4F
TEL:03-3291-4339(13:00~20:00)[日曜・祝日休館]
■ 主催:アテネ・フランセ文化センター、映画美学校
■ 料金:一般=1回券1000円/3回券2700円
アテネ・フランセ文化センター会員=800円


  
古屋敷村の保存を考える会のイベントを今回特別に!!東京で開催します。・・・こんなことは多分、二度と起こらないと思います。文字通りのまたと無い機会ですので、東京近郊にお住まいの方はぜひ足をお運びください!!

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

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