2015年10月11日日曜日

日本茅葺き文化協会様のご訪問

平成27年10月11日~12日にかけて、一般社団法人日本茅葺き文化協会の皆さんが、蔵王・吾妻山麓の茅葺き建築を巡る研修会を開催され、その中で本日、古屋敷を訪問されました。

北は岩手、南は関西、九州と全国からの訪問で、上山には七ヶ宿から楢下に入り、生居の尾形家、鶴脛町の武家屋敷を巡る途中で立ち寄られました。

しかし、市が文化財として保存する楢下、尾形家、武家屋敷とは全く異なり、まさに廃れた茅葺きの姿を見てもらうことになりました。
廃墟のような姿になった茅葺きの建物、火災で焼失した建物のあった場所など、これも茅葺きの集落が置かれている現実の姿だと理解していただくしかありませんでした。
その後、リレーする形で尾形家住宅まで同行しました。
昨年葺きなおしをしたばかりですばらしい屋根裏。
軒先が、このあたりの葺き方にある反り上がった形ではありません。
漆の柱。
ここでお別れし、武家屋敷までの道のりを見送りました。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

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