2012年7月1日日曜日

茅整理開始

昨日の午前中、昨年11月に刈った茅の整理作業を行いました。

毎年、ススキが枯れ始める11月中旬、雪が降る前に茅刈りを行います。これを冬を通して軒下に立て掛け、乾燥させたところで余計な草をとり、屋根に使えるように整えるのです。

今年で3年目になりますが、これが、結構地味で面倒な作業なのです。

昨年、初めて屋根ふきに使ってみて、それほどきれいに葉っぱを落とす必要もなく・・・(葉っぱも使い道がある)、どうせ後でバラすので、きれいに束ねる必要もなく・・・それよりも、もっと大量に茅が必要なので、むしろ如何にこの作業を効率よくスピーディにやるかが大切だと気づきました。

この点を踏まえ、今年はできるだけテキトーにやろうと思います。
しかし、テキトーにするのも至難の業。・・・今回、茅が上下バラバラに束ねたものがあって、これは直さないといけません。
また、茅の立て掛け方が甘かったせいか、はたまた雪が多かったせいか、一部の茅の根元が湿っていて、黒くカビが生えてしまっていました。・・・後で切るから良いのですが・・・・このままでは使い物にならなくなってしまいます。・・・そこで、少し“寝てしまっていた”茅をもう一度立てた状態に直しました。


今回は、さくらんぼの時期でもあり、なかなか人手は集まりませんでしたが、私と鈴木さんの2人でいくらか整理しました。


その一方で、ビデオ撮影はこのとおり。
お互い撮影し合いましたが、やはり鈴木さんのアングルの方が格好良いですね。さすがです。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤


2012年6月24日日曜日

なめこの本伏せ2012

4月22日に苦労しながらほだ木を伐採し、駒を打ち込んだなめこ・・・谷川の庄の裏にブルーシートと茅で覆い、仮伏せしていました。

6月も中旬過ぎになったので、「本伏せ」として、杉林に移すことにしました。仮伏せのときは、周りに雪が残っていたのですが・・・。

急な誘いのせいもあってか、参加者は私一人。
仕方が無いので、一人で仮伏せを解き、ほだ木を動かすことにしました。

・・・ちょっと乱暴な方法をとったこともあって、1時間もかからずに杉林の中へほだ木を移動し、本伏せ完了。

ついでに、去年伏せたほだ木も一緒の場所にまとめることにしました。

去年のほだ木はこの秋の収穫が期待されます。・・・古屋敷の元住民の方の忠告で、目立つ場所だとなめこを持っていかれると聞いたので、目立たない場所へ移動したのです。

秋の収穫に期待です。・・・盗まれないようにマメに見に行かないといけませんね。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年6月2日土曜日

杉の皮むき2

先週に引き続き、杉の皮むき。

先週は2本でしたが、今週はもっとがんばって4本剥いてきました。

この時期の土曜日、古屋敷は人に遭うことが少なく、今日はカラス1羽、鳩1羽、サル1頭、カメムシ多数・・・生き物は多いのですが・・・。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年5月27日日曜日

杉の皮むき

久しぶりに杉の丸太の皮むき作業をしました。
最近の作業では、屋根の下の“ほ木”(?“ほげ”?)とするために形がそろった細木がたくさん必要で、プロが製材したものを購入してきました。

もちろん、トヨタ財団様の助成金を頂いていたからできたことに他ならなかった訳ですが、いよいよ今年度からは助成期間も過ぎたので、前に伐採していた杉の木の皮を剥き、細木にする作業の重要性が再び高まってきます。
4年前に伐採した杉の木は、3回も冬を越し、このように皮が浮いてきています。
 おもにかんなで削る作業が中心ですが、節や曲がりが多く、削るのは簡単にいきません。
ですから、手で皮がむければ作業は非常に楽になります。・・・3年前に剥いたときはまだ“新鮮”で、このようにはいかずに相当大変でした。確かにもう少し大きな木であったのですが、7月でもあったせいか、一人で2本剥くと汗だくになってクタクタでした。・・・そのイメージでしたが、今回は幾分楽に感じます。
体力的にはまだ余裕はあったのですが、始めた時間も遅かったので、結局、1時間で2本剥きやめました。
まだ本格的に暑くならないこの時期、少しずつ剥いていくと後々助かるように思います。
今年はこれからも時間の合間を見つけて地道に丸太を作っていきたいと思います。

少々見えにくいのですが、正面に白い小さい花をつけている野草がヤマニンジン。・・・ここに来る途中もヤマニンジンが花盛りでした。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年5月13日日曜日

新緑の季節

また最近、少し寒い日が続いていますが、古屋敷もようやく雪が解け、一年の中でも最も美しい時期のひとつ、新緑の季節がやって来ました。

今日は、冬の間に屋根から落ちた茅を片付けに行きました。

自然の力はたくましく、ゴールデンウィーク前までは、あんなに雪がたくさん残っていた屋根の下にも既にたくさんの草が生えています。・・・まるで何ヶ月も前から生えているようなおっきな顔?・・・いや、葉っぱをして・・・。邪魔なので鍬で刈ってしまいましたが、この時期はあのヤマニンジンもたくさん生えています。
無残に刈ってしまって、ウメ子さんから「もったいない~」と怒られそうですが。

それはともかく、隠れたファンも多い(?)、古屋敷の新緑の映像をお送りします。


古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年5月4日金曜日

なめこの菌打ち

トヨタ財団様への完了届や実施報告書作成等をようやく終えましたが、私はちょっとこの間風邪をひきそうで踏みとどまったような半端な状態が何日も続いています。・・・そんなこんなでちょっと手を付けられずに10日ほど時間が経過してしまいましたが、なめこの菌打ちの様子を報告します。

4月22日(日)、いつもの9時集合でなめこの菌打ち作業を今年も行いました。
昨年に比べて1週間早い作業です。
昨年打ったのは中生(なかて)の菌でしたが、今回は早生(わせ)になるので、少し早いほうがよいかと思ったわけですが、村のあちこちにはまだ雪が残っています。

今年は事前にほだ木をきっておかなかったので、ほだ木の伐採から入ります。

しかし、これが相当の重労働。
2本の木を切り倒し、適当な長さに切って運ぶ、それだけですが、つるが絡まった木を切り倒すだけで大仕事。倒れていかない木を倒そうとして、隣の木に手を挟んでしまう事故も。・・・くれぐれも気をつけましょう。また、作業の際には必ず手袋を忘れずにつけましょう・・・。

ほだ木は生木なので、運ぶに非常に重いのですが、はるえさんの得意技で山菜取りに来たおじさんを摑まえ、軽の4輪車で運搬することに(!)。・・・お陰で2~3往復して何とか運び終えることができました。

ここまでの作業で11時。体力的にもクタクタになってしまいました。

しかし、ここからは楽しい作業。
電気ドリルで穴を開け、そこに菌駒を木槌で打ち込みます。


40本近くのほだ木(長さがばらばらですが)を作り、谷川の庄の陰に移動。

湿気のある日陰と思ったのですが、今年はまだ雪がたくさん残っています。
雪の間にほだ木を重ね、少々雪をかけてブルーシートと茅をかけ、縄で縛って「仮伏せ」にします。


6月ごろになったら林に移動します。

ほだ木切りがなかなか上手くいかず、体力的にきつい作業になってしまいました。
皆さん、しばらく体力回復にお努めください。


古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年4月9日月曜日

雪解けと強風の傷跡と・・・サル

雪解けが進んで初めて古屋敷に行きました。

里はすっかり雪が無くなっていますが、古屋敷はまだ30cmぐらいは残っています。
・・・そして、今週の爆弾低気圧、恐ろしい風でしたね~。内陸の山形であんなに強い風が吹いたのは記憶に無いぐらいです。
あんなに強い風で、まゆの庄の波板がぶっ飛んでいるのはもちろん、民具資料館は倒壊していないか、恐るおそる向かいました。

・・・昨年、霙交じりの寒い中、苦労して張りなおした民具資料館のテントシートは、風で下からあおられ、めくり上がったものの、比較的無事でした。一方、まゆの庄の波板は、雪下ろしのときに止め板が外れたので、絶対飛ばされているとは思っていたのですが、本当にあちこち、道路の前まで飛んでいるものもありました。・・・しかし、少々ぐちゃぐちゃにはなっていたものの、茅葺き部分は比較的無事。さすがに茅葺き。風土で実証されてきた素材は環境に強いですね。

それにしても、てっぺんの煙出しは、ますます倒れ掛かり、今年こそは落とさないと危ないような感じです。

蔵の雨どいもあちらこちらに飛散していました。

今回も大雪で、おまけに暴風で、痛みが進む建物を見なければいけない春先は気分が落ち込みます。いつもながらですが。・・・それがいつもだから尚更とも言えます。

・・・そんなことはお構いなしに大門の里ではサルが出てきて畑でなにやら食べていました。


古屋敷村の保存を考える会 齋藤