2012年5月4日金曜日

なめこの菌打ち

トヨタ財団様への完了届や実施報告書作成等をようやく終えましたが、私はちょっとこの間風邪をひきそうで踏みとどまったような半端な状態が何日も続いています。・・・そんなこんなでちょっと手を付けられずに10日ほど時間が経過してしまいましたが、なめこの菌打ちの様子を報告します。

4月22日(日)、いつもの9時集合でなめこの菌打ち作業を今年も行いました。
昨年に比べて1週間早い作業です。
昨年打ったのは中生(なかて)の菌でしたが、今回は早生(わせ)になるので、少し早いほうがよいかと思ったわけですが、村のあちこちにはまだ雪が残っています。

今年は事前にほだ木をきっておかなかったので、ほだ木の伐採から入ります。

しかし、これが相当の重労働。
2本の木を切り倒し、適当な長さに切って運ぶ、それだけですが、つるが絡まった木を切り倒すだけで大仕事。倒れていかない木を倒そうとして、隣の木に手を挟んでしまう事故も。・・・くれぐれも気をつけましょう。また、作業の際には必ず手袋を忘れずにつけましょう・・・。

ほだ木は生木なので、運ぶに非常に重いのですが、はるえさんの得意技で山菜取りに来たおじさんを摑まえ、軽の4輪車で運搬することに(!)。・・・お陰で2~3往復して何とか運び終えることができました。

ここまでの作業で11時。体力的にもクタクタになってしまいました。

しかし、ここからは楽しい作業。
電気ドリルで穴を開け、そこに菌駒を木槌で打ち込みます。


40本近くのほだ木(長さがばらばらですが)を作り、谷川の庄の陰に移動。

湿気のある日陰と思ったのですが、今年はまだ雪がたくさん残っています。
雪の間にほだ木を重ね、少々雪をかけてブルーシートと茅をかけ、縄で縛って「仮伏せ」にします。


6月ごろになったら林に移動します。

ほだ木切りがなかなか上手くいかず、体力的にきつい作業になってしまいました。
皆さん、しばらく体力回復にお努めください。


古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年4月9日月曜日

雪解けと強風の傷跡と・・・サル

雪解けが進んで初めて古屋敷に行きました。

里はすっかり雪が無くなっていますが、古屋敷はまだ30cmぐらいは残っています。
・・・そして、今週の爆弾低気圧、恐ろしい風でしたね~。内陸の山形であんなに強い風が吹いたのは記憶に無いぐらいです。
あんなに強い風で、まゆの庄の波板がぶっ飛んでいるのはもちろん、民具資料館は倒壊していないか、恐るおそる向かいました。

・・・昨年、霙交じりの寒い中、苦労して張りなおした民具資料館のテントシートは、風で下からあおられ、めくり上がったものの、比較的無事でした。一方、まゆの庄の波板は、雪下ろしのときに止め板が外れたので、絶対飛ばされているとは思っていたのですが、本当にあちこち、道路の前まで飛んでいるものもありました。・・・しかし、少々ぐちゃぐちゃにはなっていたものの、茅葺き部分は比較的無事。さすがに茅葺き。風土で実証されてきた素材は環境に強いですね。

それにしても、てっぺんの煙出しは、ますます倒れ掛かり、今年こそは落とさないと危ないような感じです。

蔵の雨どいもあちらこちらに飛散していました。

今回も大雪で、おまけに暴風で、痛みが進む建物を見なければいけない春先は気分が落ち込みます。いつもながらですが。・・・それがいつもだから尚更とも言えます。

・・・そんなことはお構いなしに大門の里ではサルが出てきて畑でなにやら食べていました。


古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年3月26日月曜日

古屋敷村映写寄合・東京イベントを開催しました

予告のとおり、3月20日(火)春分の日に、東京・東中野駅前のポレポレ坐で「古屋敷村映写寄合~映像が伝える山村の暮らし」東京イベントを開催しました。

2月に上山市十日町の蔵で開催した内容とほぼ同じようなプログラムでの開催です。

いやぁ~、いつもカメムシだらけ、人のいない古屋敷で活動する我々が、東京に行って何かをするだけでも奇跡的に感じます!

はるえさん、ウメ子さん、恵子さん、裕己さんと私の5人で19日の午後5時に山形、上山を発ち、東京に向かいました。・・・それからの珍道中は次回に移すとしますが、夜9時に忙しい中駆けつけた藤岡さんとの打ち合わせを経て、20日の午前11時ごろ、東中野に無事到着。

・・・しかし、ここで大問題が発生!・・・人間は到着したのですが、前日に送った振る舞い料理などの荷物の方が届いていない!!・・・20日の朝、山形が雪で遅れた、と公式には説明していますが、こんなことがあるものですね~こんな時に限って!!

予定の13時を迎え、会場のポレポレ坐には、2009年の映画道場に参加した方、山形県人会・上山会の皆さんなど、縁のある方も含め、何だかんだ言って、約40名の皆さんが来てくださいました。
皆さん、ありがとうございます。

最初に「味わいの時間」の映像と振る舞い料理の時間にするところを、逆に「かやぶき学習会2011」の映像と“男結びをやってみよう”を先にやって時間稼ぎをすることになりました。

意外に皆さん、男結び、ムキになって盛り上がってくださいましたね~。
さすがに上山会の原口出身の方は覚えておられましたね~。

さて、そんなことで話をつなぎながらも14時半ごろにようやく荷物到着!

ここからは皆さんにバタバタと振る舞いの時間に突入・・・しかし、ウメ子さん、恵子さんは本領発揮で上山弁全開のトークショーになりました!

東北の女性は物静かだ、という既成概念、ステレオタイプを相当にぶち破る、元気満点のお話で、「山形のおばちゃんってしゃべるんだね~」と感想をおっしゃっていた方もいたようでした。

会場の大きさ、人数、雰囲気ともに申し分なく、とってもいいイベントになったのではないかと自己満足しています。

ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。


P.S.
本イベントについてFM山形のラジオ番組に私を出し紹介の機会を与えてくださった荒井幸博さん、スタッフブログで本イベントを紹介くださった山形県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」の皆さん、そしてプロジェクト全体への助成に限らず、事前のイベント紹介と早速のレポートをホームページにアップくださった公益財団法人トヨタ財団の皆さん、本当にありがとうございました。
この場でお礼いたします。

【公益財団法人トヨタ財団ホームページ】
・イベント等のお知らせ
・プロジェクトレポート

【おいしい山形プラザ】
スタッフブログの紹介記事

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年3月4日日曜日

古屋敷村映写寄合 東京イベント のお知らせ

上山の十日町で開催した「古屋敷村映写寄合」。
あれから一週間が経ちますが、間髪をおかずになんと今月は“東京特別興行”があります!
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小川紳介監督の逝去から20年。
東京・神田駿河台のアテネ・フランセ文化センターでは、「~小川紳介没後20周年特集 小川紳介と小川プロダクション」を3月13日から開催、全31作品が上映されます。
そして、先週、地元の皆さんと観た「ニッポン国古屋敷村」が3月20日の17:00~20:30に(今度は)完全上映されることから、これを「第2部」に位置づけ、ビデオ上映などの「第1部」とあわせて「古屋敷村映写寄合 ~映像が伝える山里の暮らし~」の東京イベントとして開催することとなりました。

古屋敷村映写寄合 ~映像が伝える山里の暮らし~ 東京イベント
 かつて、小川紳介監督が映画『ニッポン国古屋敷村』で描いた山形県上山市の古屋敷村。今は住む人も少なく、映画に映しだされたかや葺きの家々は荒廃が進んでいます。
 日本の原風景のようなこの山里の景観を残し、地域の歴史や生活文化を再び掘り起こしながら新しい交流を生み出す場にしていこうと、有志たちの「古屋敷の保存を考える会」が活動を続けています。東京での特別イベントにぜひご参加ください。
開催日時:2012年3月20日(火・祝)
● 第1部 「失われた村 再生プロジェクト」 13:00 ~ 16:00
 かや刈りとかや葺きの作業、キノコの栽培、笹竹など地元食材の採取、厳しい冬期を乗り切る保存食の学習会…。地元での活動を、映像を交えて振り返りながら、「失われゆく村」の記憶と知恵を伝承することの意味を考えてみます。上山の農山村に伝えられてきた季節の味をいただきながら、自然と人間のつきあい方の変化、消えゆく価値観の再考について自由に語り合う催しです。入場無料。
会場: Space & cafeポレポレ坐 
(JR東中野駅西口、都営大江戸線東中野駅A1出口より徒歩1分)
住所:東京都中野区東中野4-4-1ポレポレ坐ビル1F   
お問い合わせ: 藤岡 070-5089-9203 / Email: doc.dream.center@gmail.com
プログラム: 
【味わいの時間】
 里山はごちそうの宝庫! 地元料理の研究家鈴木ウメ子さんと一緒に村を歩く映像を見ながら、食材の発見にワクワク。
 「昔のごちそう学習会」で作った「かきもち」など、昔から上山の農山村に伝えられ、食べられてきた季節の味を味わいます。
【古屋敷村かやぶき学習会 2011】
 かや葺き屋根の家が一軒一軒減っていく中、かや葺きの技術を持つ人も少なくなっています。失われつつあるかや葺きの技を「かやぶき学習会」の映像で振り返りながら、技術の伝承と今後の古屋敷村の再生に向けての今後を語り合います。縄を使って「男結び」をやってみよう!
■ 主催:古屋敷村の保存を考える会/共催:ドキュメンタリー・ドリームセンター
■ 公益財団法人トヨタ財団 地域社会プログラム助成事業
■ 協力:映画美学校、アテネ・フランセ文化センター
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● 第2部 「映画を通して見る 古屋敷村」 17:00 ~ 20:30
 1982年に作られた小川プロの映画 『ニッポン国古屋敷村』 が上映されます。 
 戸数わずか8軒となった古屋敷村の人々の稲作、炭焼き、戦争体験や昔話。ひとつの山村を舞台にしたニッポン国の壮大な歴史絵巻が広げられる。ベルリン映画祭国際批評家連盟賞受賞作。
 監督:小川紳介 撮影:田村正毅 現地録音:菊池信之 録音:浅沼幸一 詩:木村迪夫 音楽:関一郎 製作:伏屋博雄 製作会社:小川プロダクション (1982年/カラー/16ミリ/210分)
会場:アテネ・フランセ文化センター
(JR「お茶の水」「水道橋」から徒歩7分) 東京都千代田区神田駿河台2丁目11  アテネ・フランセ4F
TEL:03-3291-4339(13:00~20:00)[日曜・祝日休館]
■ 主催:アテネ・フランセ文化センター、映画美学校
■ 料金:一般=1回券1000円/3回券2700円
アテネ・フランセ文化センター会員=800円


  
古屋敷村の保存を考える会のイベントを今回特別に!!東京で開催します。・・・こんなことは多分、二度と起こらないと思います。文字通りのまたと無い機会ですので、東京近郊にお住まいの方はぜひ足をお運びください!!

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年3月3日土曜日

古屋敷村映写寄合~映像が伝える山里の暮らし~上山イベントを開催しました

もう一週間近くになってしまいましたが、去る2月26日日曜日、映像イベント「古屋敷村映写寄合~映像が伝える山里の暮らし~」を開催しました。

「映画に残る村」の古屋敷村。
30年前に撮影されたドキュメンタリー映画を見ながら、村の生活が残るおそらく最後の頃の住人の様子や歴史を見直し、今の私たちの「失われた村の再生と伝承」の取り組みを映像で見返し、山村の生活の知恵の伝承を考えました。

映画撮影の地元である上山でのイベントらしく、当日は映画に登場する人々の肉親の方々が来てくれ、「いやぁ~、(亡くなってから20年になる)兄に会えて良かった~。今晩夢に出そうだ~」と興奮気味の様子でした。

また、お父さんが映画に出ている花屋紀子さんは、「茅葺きが維持できれば村に残ったのに。茅葺き職人もいなくなって、両手幅で何十万円ものお金がかかるようになったら山の生活は維持できない。みんな出てしまっては残れない。」とおっしゃっていました。

私たちが最近まとめた映像に関しても、「ニッポン国古屋敷村」との関係がつながっていて、例えばビデオ「味わいの時間」の中で鈴木久雄さんが言っている「有名ななめこを作っていた浩さん」とは、映画で炭を焼く「浩さん」。・・・また、ビデオ「失われた村再生プロジェクト~かやぶき学習会2011」の中で茅を葺いている家は、紀子さんのお父さん、花屋喜一郎さんの家です。

紀子さんにお聞きしたら、ビデオの中で出てくる昭和15年の新聞が入ったお札の俵のことは「知らなかった」ということで驚いていました。・・・喜一郎さんは映画の中で出征時の辛かった話をされているので、きっと、留守を守る家の人たちが喜一郎さんの無事を祈って集めたお札を屋根裏に残しておいたのでしょう。・・・つい、そんな戦前の村の光景が浮かんできます。

映画に出ていた古屋敷村の皆さんはみんなお亡くなりになったそうです。
かつての住人の方々はいなくなり、「失われた村」であるのですが、私たちの今の活動も、かつての村の歴史とつながっているんだ、ということを“ほぼ初めて”認識することができました。

「やまびこ学校」で有名な山元村・元屋敷の佐藤藤三郎さんは、「山村は不便だけれど、教育環境として悪くない。それでも優秀な子供たちは残らなかった。」とおっしゃり、「今後、山村に若い人が来る方法、経済を維持する方法はないものか」という問題提起を頂きました。・・・それはまさにこれからの私たちの大きなテーマです。・・・古屋敷村は平家の落人がつくったという村。東京のイベントでは、ぜひ、東京の皆さんに「主体的な都落ち」を勧めてみたいな、と思いました。

今回は、大盛況というわけではありませんが、会場に見合った程度の参加者数で、和気藹々としたイベントになりました。
何より、「失われた」と思っていた村の歴史を映像でつなぐことができた、それだけでも今回の映像イベントを開催した意義があるなぁ~と感じます。・・・自画自賛でしょうか?

それと、今回の「映写寄合」でも上映した「古屋敷村の保存を考える会PRビデオ」を、当ブログから見ることができるようにしました。愛さん、ありがとうございます。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年2月19日日曜日

凍み餅回収と足跡

1月22日に開催した「古屋敷村 昔のごちそう学習会《寒中篇》」では、餅を切って編み、ぶら下げて凍み餅つくりをしました。・・・生の餅は数日でカビが生える、至って腐りやすい食品ですが、氷点下が続く山形の寒中にこれを干すと、たちまちに凍みて、それからは30度以上の夏になっても腐れない強力な保存食に変身します!・・・流通が悪く、保存が利かない昔の人が生きるために考えた偉大な知恵です。

期待通りに凍み餅になっているか、26日の「古屋敷村映写寄合」で料理に使えるか、回収に行きました。


その結果は?・・・例年になく氷点下、それも平地でマイナス5度以下、古屋敷ではきっとマイナス10度近くまでなっていたでしょう。・・・その低温のお陰か、見事、餅は凍みていました!

しかし、凍みた餅は水分が凍結して体積が縮小し、ちょっと衝撃を与えると編んだ紐からぼろぼろと落ちて割れ始めます。それを丁寧に袋に回収しました。


それは小笹の鈴木家に届けることにし、先週、決死の覚悟で雪下ろしをいたまゆの庄の様子を見ることにしました。

・・・すると怪しい足跡が・・・それも地面から屋根に続いています。・・・これはきっと、先週もお見かけしたおサルさんのものではありませんか?!

まゆの庄がサルの本拠地にならないように、扉を閉めなおしながら、後にしました。

しかし、屋根のほうはというと、あの後に強風が吹いたものの、その前に少し雪が積もったので、露わになった波板は吹き飛ばされず、何とか茅葺きは守られたようでした。


さて、話題は変わりますが、連日の作業の結果、「味わいの時間」に余興に流そうという映像はようやく完成の段階に入りました。今日の凍み餅を入れるかどうか分かりませんが、来週日曜日の「古屋敷村映写寄合~映像が伝える山村の暮らし~」で初上映しますので、乞うご期待のほど!!


古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2012年2月11日土曜日

雪下ろし

2月26日(日)の「古屋敷村映写寄合~映像が伝える山村の暮らし~」については、じわじわと広報活動が進み始めています。・・・10日(金)午後8時放送のFM山形「荒井幸博のシネマアライヴ」では、この「映写寄合」を事細かに紹介して頂きました。

それも、「ニッポン国古屋敷村」で村の人たちへのインタビュー役となった飯塚俊男監督が、自身の最新作「深谷シネマ」を上映し、トークショーにも出演する「つるおか商店街映画祭」が今日と明日開催されることから、先週に引き続き番組に電話出演したという、誰かが図ったような絶妙のタイミングでの紹介になりました。(荒井さんどうもありがとうございます!)
・・・「ニッポン国古屋敷村」、確かに後半部分だけの上映では2月に21回忌を迎えた小川監督に祟られそうですね!・・・でも、あれから30年を経た今ならではの見方として、こういう使い方もありなのでは、と思っています。

また、実はこの「古屋敷村映写寄合」という名のイベント、3月に東京でも開催されることになりました!!

・・・小川プロの作品を所有するアテネフランセ文化センターが、ちょうど3月20日に「ニッポン国古屋敷村」を上映(こちらはフル上映!)するのに合わせ、「失われた村の再生プロジェクト~かやぶき学習会2011」の上映を中心に、東京で古屋敷村を、失われた持続型の暮らしを考えよう、という趣旨でのイベントをポレポレ東中野を会場に行うことになりました。・・・また詳しくご紹介しますが、東京方面の方はぜひ記憶に留めていただき、参加していただければ、と思います。・・・嘘偽りのない、又とない機会だと思いますので。

さて、そんな中でも最も気になるのは映像の中の古屋敷村ではなく、リアルに豪雪にあえぐ古屋敷村です。
自宅周辺の雪も一段落したので、今日は午後から様子見に行ってきました。・・・せっかく茅葺きにした軒先が雪で落ちていないかの確かめと除雪のためです。・・・「かやぶき学習会」で作った軒先が、映像記録にしか残らなかったら洒落になりませんからね。

さすがに降りましたね~。
上山は90cmといった程度?ですが、古屋敷はもうちょっと・・・1m50cmぐらい?ありそうです。

先月にまゆの庄の軒先を落としましたが、今行ってみると、ひと月もしないのに倍はありそうです。・・・もう既に茅を葺いた軒先を保護するために付けた波板は無残にも雪とともに落下していました。

今回は、近所の加治屋さんが発明した「軒先雪下ろし機~」を持っていきましたので、屋根の中段ぐらいまでの雪を引きずり落とすことができます!・・・確かに便利なのですが、ステンレスなので結構重く、大胸筋が非常に疲れてきて、マイナス3度の中にあって、汗がぽたぽた滴り落ちてきます。

「あぁ、疲れたぁ~」と言いながら“軒先雪下ろし機~”でまゆの庄の北側で雪を落としていると、突如、ドドッと雪が雪崩を打って落ちて来ました!!・・・幸い、巻き込まれることはなかったのですが、かなりの危険を感じました。・・・一人暮らしのお年寄りが雪に埋もれる事故のニュースを聞きますが、それって、こういう状況なんだな、と身をもって感じた次第です。84歳とかになって、こういう作業をするのは本当につらく危険なこと。何とかならないか、こんな空き家の雪下ろしよりもよほど大切なことなんじゃないかな、などと考えながらも、息を切らしながら、軒先に落ちた雪を切り落としていました。

しかし、北面の屋根の半分の雪がきれいに落ちたことは、まゆの庄の茅葺き部分の保護、という観点では良かったことかもしれません。あとはこれからどれくらい雪が積もるか、ということではないでしょうか。

・・・そんな今日の古屋敷の様子をご覧ください。