2013年6月1日土曜日

足場つくり

先週、突然に文字通りの痛い目に遭ってしまって、中途半端にしていた足場作りを再開しました。

曲がった木、腐った木を使って、本当に心もとない足場ですが、

まゆの庄の屋根に東側から登ることができるようになりました。

ぐらぐら揺れますが、

屋根に咲く花も間近に見えます。

まだ、観に来てくれたのは、橋本さんとカモシカぐらいですが、
皆さんも是非観に来て、一度登ってみてください。・・・落ちても保証はしませんが・・・。

冷たい風が吹き始めたと思ったら、番城山の東の空に“シロミナミ”のような白い雲が・・・明日はあまり天気が良くないでしょうか?

古屋敷村の保存を考える会 齋藤






2013年5月28日火曜日

ヤマニンジンと土ぼこり

いま、古屋敷ではどこもかしこもヤマニンジンの白い花が咲いています。

家の周りも
川の回りも
道路の回りも
白い花でいっぱいです。


さて、日曜日、先週の梯子つくりの続きで、足場づくりをすることにしました。
しかし、その前に2年前の雪で土壁に穴が空いた場所に波板を当て、応急の穴塞ぎ、兼波板置場にすることにしました。

春に屋根から落ちた波板を立て、穴の開いた壁に立て掛けたら・・・・イタッ。

一瞬、わからなかったのですが、上を向いた目に、波板に付いた土壁の土ぼこりが直接入ってきたのです!!

しばらくすれば治るだろうと、丸太の皮剥きとか別の作業をしていましたが、なかなか治らないどころか、だんだん痛みが増してきます・・・。

もう我慢できず、中途半端な状態のまま帰ることにしました。

途中、運転は片目と激痛でままならず・・・家でシャワーで目を洗ったり、洗面器でパチパチしたり、色々手を尽くしましたが治らず、あまりの痛さに知り合いの眼科の看護師や救急病院や24時間医療相談などに電話しましたが、どこもつれない返事。・・・結論として、日曜日の夜に目を患ったら、救急車を呼ぶか、我慢するしか選択は無い、ということがよくわかりました。

そしてどうなったか・・・夜の9時過ぎごろになってようやく痛さが我慢できるようなレベルに落ちてきました。翌朝、目は腫れて充血していましたが、痛みはほとんど無くなっていました。まずはめでたし。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤





2013年5月18日土曜日

古釘の再生と梯子つくり

今日は5月らしいさわやかな晴天です。
絶好の作業日より。
民具資料館の解体作業は瓦礫の下に残された民具を撤収した後でないとできないので、冬場にまた痛んだまゆの庄に手をつけようか・・・?
しかし、足場が撤去されてしまったので、足場から作らないと・・・この建物は南向き斜面に建っているので、東側は地面が傾いているので梯子がかけにくいし。
・・・そこで、古材を利用して梯子を自作することにしました。
釘ももったいないので、古材から抜き、叩いて曲がりを直し、使います。
縄を太鼓縛りもどきに縛って、動かないように・・・こんな風に出来てきました。
下から見上げるとこんな感じ。
登った先はこんな風景・・・煙出しが大きく落ちています。
 上から見下ろすとこんな感じ。
 日は長いのですが、5時半を過ぎるとさすがに陰ってきました。
久々の屋根作業・・・乾いた日焼けした木材の香りとカメムシのにおいを嗅ぐと、不思議とストレスがカメムシのようにさわやかに飛んでいきます。
 良い日でした。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤







2013年3月24日日曜日

民具資料館の瓦礫片付け

ご承知のとおり、2月の上旬ごろに民具資料館が倒壊しました。

比較的きれいに倒れたと思うのですが、それはさすがに自然が行ったものなので、十分倒れきらなかったり、少し瓦礫が広がったところもあります。

しかし、雪の時期の倒壊だったため、結構な量の雪が覆いかぶさっていて、作業しずらいようなので、雪解けが進んでから片付けようと思っていたところでした。
先週ぐらいから雪が解け始め、下界ではすっかり無くなった今週、片付けに行って見ました。

その後の強風(きのうあたりも風が強かったし、このところ風の強い日が定期的に来ていましたので)の影響か、雪に覆われていて見えなかったものが現れただけか、周囲は結構散らかっていました。

特に橋本さんの家との間が元々狭く、そこに瓦礫があると全く通行できなかったので、今日は特にそこを中心に片付けることにしました。
 この建物は、蚕室専用だったために、板張りと障子張りの壁が多く、漆喰は少ないのですが、いくらかは土壁の部分もあって、これが重く、そしてボロボロと崩れてきて、まさにただの土って言う具合になってしまいます。
そして、その中ではいろんな虫が冬眠していました。・・・てんとう虫。
 ・・・カメムシ。
 ・・・昔の新聞紙。
 木造の建物って、壊そうと思うと、思いのほか簡単に壊れます・・・2年前、石巻で壁を壊していたのを思い出します。・・・どちらにしても建物を壊すのって、何か寂しさを感じます。
ここは何とか通れるぐらいに片付きました。
東側の倒れきっていない部分は、とりあえず落ちてきそうな木材は、荷重が掛かったロープを切って、中のほうに収めました。・・・見た目はともかく、落ちてくることはまずないでしょう。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2013年2月23日土曜日

雪下ろし

今週、朝日新聞に民具資料館の倒壊を伝える記事が掲載されました。
記者の方は、このブログを見ていただいており、そこで取材のお話しになったのでした。

そこで、あれこれ問い合わせもあったのですが、いつもお世話になっている、というか会員の一人とも言うべきYBCの鈴木さんが現場を撮りたいということで、雪下ろしついでに撮影に立ち会うことにしました。

こんな具合の風景を撮ったわけです。

最初は猛吹雪で、少しで帰ろうと思ったのですが、強い風に雪雲が流されて青空が広がりました。

国敗れて山河在り、ならぬ、シート破れて山河在り?・・・シートが破れたわけではないのですが。

昨日から今朝にかけて結構降りました。
雪下ろしはこんな感じ。風が強くて顔に舞って来ます。

雪を引っかいてみると、層になって剥がれてきます。・・・雪が解けては固まり、また降って、解けては固まり、といくつもの層になって固まっているのが分かります。

こんな感じになりました。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2013年2月17日日曜日

雪の晴れ間

今日は雪の予報でしたが、高気圧がやってきたお陰で天気に恵まれました。

雪の晴れ間の里山の風景をいくつか・・・。
 春の気配を少し感じるきれいな青空。
 ウサギの足跡を追って歩きます。
 ウサギはここから下りたのか?
 サルならここに腰掛ける?
イタチか?小型の動物がこの穴を覗いて行ったようです。
 そしてその足跡は山の上のほうに続いています。
 一方、山から下りたウサギの足跡が里のほうに続いています。
ススキの向こうに春らしさを感じられる番城山の姿が見えます。
スノートレッキングの一幕でした。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2013年2月11日月曜日

民具資料館の倒壊とフクロウ

民具資料館が倒壊しました。
強風にあおられたのでしょうか?・・・雪は例年ほどに積もっていないし、シートで覆っているので屋根にはあまり積もらなかったのですが・・・。
今日、細木を集めに向かいの山を歩いていたら、民具資料館が見えない(!!)ことに気づきました。1月中旬ごろにはあったのに。

近くに行ってみると、南側の壁だけが立っています。
そして、川沿いに吹き付ける西風にあおられたのか、それとも弱くなっていた北西側から潰れたせいか、北東側に向けて内側に潰れています。

煙出しは真ん中にきちんと?落ちています。

橋本さん側の空間は大変狭いのですが、(これは最も心配していたことですが)橋本さんの建物に何も被害は無いように見えます。
そして意外なことに、東側の道路にも一切はみ出してはいません。

夏の時点でこうなることは予想していて、むしろ、橋本さんに迷惑にならないようにきれいに倒れる日が早く訪れることを祈っていた気持ちもありました。・・・再建は無理だとわかったので、我々の手で壊そうかとも思っていたくらいで、自然に倒れたほうが手間も経費も掛からないし・・・。

しかし、いざ倒壊してみると、ショックは大きいものがあります。古屋敷村の保存を考える会の活動を立ち上げたきっかけは、この民具資料館を保存しよう、ということがそもそもの目的だったからです。・・・特に今年の冬は雪が少なかったので、もしかしたら春まで持つかも、という気持ちも出てきていました。

でも、一番よい倒れ方をしてくれたことは間違いありません。

しばし呆然としながら雪の中を歩いていると、白く、大きなフクロウに出会いました。
フクロウは「不苦労」との語呂合わせで、苦労が無くなる幸運の鳥とも言われています。・・・もしかしたら、民具資料館の倒壊が「不苦労」をもたらすもの、ということを伝えたかったのかもしれませんね・・・。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤