2011年11月13日日曜日

「古屋敷村かや刈り作業」のお知らせ

先の「古屋敷村かやぶき学習会」大変お疲れ様でした。
学習会で、改めて茅の確保の重要性を思い知らされた感があります。

そこで・・・本会の活動にとって最も大切で、重労働で、かつ、単純な作業であります「茅刈り」を行います。
つきましては、下記の日程で行いますので、皆様ぜひのご参加をよろしくお願いいたします。

古屋敷村かや刈り作業
日時 平成23年11月19日(土)9時~15時
集合 上山市大字大門 古屋敷駐車場
日程
9:00~12:00 茅刈り
12:00~13:00 昼食(またもウメちゃんランチ付き!)
13:00~15:00 茅刈り
持ち物
軍手等のご準備をお願いします
(写真は昨年度の茅刈りの模様)


・・・さて、今日は小雨の中、「こざね」探しをしていましたが、古屋敷は平地と違って雨が強くなってきたため、他の資材の買出しに回ることにしました。

茅や「こざね」同様、先の学習会で重要性が見出されたもののひとつが「わら縄」。
残りの作業をするのに必須の資材なのですが・・・。

しかし、どこの店を回っても、置いていません・・・2週間前までは大量にあったのですが・・・。
ホームセンタージョイでは、「材料不足のため、納品の目処が立っていません。」と張り紙がしていました。
・・・2週間前にあったのは、昨年度のわらを使った縄で、それが切れたらもう無い、ということなのでしょうか?

・・・これも原発事故の影響でしょうか・・・?

あと5締めぐらい欲しいのですが・・・だれか売っているところを教えてください!!

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2011年11月3日木曜日

かやぶき学習会 10月30日

10月30日(日)に開催した「かやぶき学習会」の報告をします。

当日は、20名以上の皆さんに参加いただき、また、多くの報道関係者にもお越しいただきました。


9時に集合、最初に谷川の庄でミーティングを行いました。

次いで、いよいよ作業
・・・とはいってもすぐに茅葺きに入れるわけではなく、まず、「ほ木」(縦棒)に「こざね」という自然の細木を横に取り付けなければいけません。これを1尺間隔で2本、そこから3尺ぐらい離し、また2本。

そして「ほ木」の末端に「かやおい」を釘で打ち付けます(本当は縄で縛っていたそうです)。さらに「かやおい」から1尺上、裏側にまた「こざね」を縛ります。これは、茅を押さえたときに反り返り、ずり落ちてこないようにする仕掛けです。

このように「こざね」を結ぶ場面が非常に多いのですが、これに使われるのが「男結び」。
これが何回やっても覚えられません。・・・これをやるのに結局、午前中一杯かかってしまいました。

さて、ここで恒例の「ウメちゃんランチ」。
今回は、原木まいたけごはんにざっぱ汁、よもぎの天ぷら、大根の煮付けなど!いつもながらに美味しいです。

・・・午後に入っても「こざね」縛りは続きます。
「こざね」の後は、茅が落ちないように筵を引きます。

3時近くになってようやく下地作業が終わり、茅を運びます。
茅の下を機械で切って揃え、「こざね」に挟みこみながら並べます。
そして「こざね」同士を結んだ縄を引きながら、足で茅をドンドンと踏み込みます。
そうすると、なぜか茅はギュッと押し付けられ、反り返ります。
茅同士を重ねたときにしっかり立つように、軒先側に茅を横にぶら下げ、這わせます。
っと、そこまできた時にはもう薄暗くなり始め、本日は終了。
思ったところまでには進みませんでしたが、なんとか茅葺き、の最初まで進めることができました。

「こざね」の必要性、「男結び」の難しさ、など、学んだことの多い学習会でした。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2011年10月29日土曜日

明日の「かやぶき学習会」の準備

明日は「かやぶき学習会」です。
参加される方はよろしくお願いします!

明日のかやぶきに向け、午前中、茅をふけるように切る作業を行いました。


秋葉さんが機械を貸してくれる、ということだったのですが、朝電話したら仕事で使うようになったとのこと。・・・そこで、星野さんに電話をして、手動の機械を借りることにしました。

以前、秋葉さんから「普通は2尺7寸、少し長くして2尺8寸か。そのぐらいに切っておくといい」と教えてもらったので、そのとおりに85cmになるように揃えて切りました。
全部切る時間もないし、違う長さも必要かと思い、半分から3分の2は切らずに残しました。


そして午後、今日、プロジェクトの確認と打ち合わせにいらしたトヨタ財団の鷲澤さんとともに、秋葉さんが仕事をしている細谷の遠藤さん宅に行って話してみると、「なんだ、長いほうがいがったのになぁ~みな切ってしまたのがっ、はぁ~・・・」と落胆されてしまいました・・・。


さて、明日の「かやぶき学習会」、どうなることやら・・・まだ切っていないのもあるし、穂先もあるし、遠藤さんの家の前にあったのより長いような気がするし、何とかなる?・・・何とかするしかないでしょうね・・・。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2011年10月22日土曜日

かやぶき学習会の準備作業 その2、か3

今日は生憎の雨模様。

しかし、かやぶき学習会までに準備する作業がまだ残っています。

誰も来ないかと思いながら古屋敷へ・・・佐藤さんが来てくれていました。

山元林業組合に追加で発注していたほ木と茅おいが届いていましたので、残っていたところにほ木を入れて縛りました。丸太の補助足場も付けて、ここの作業は完了。

・・・あとは、茅を抑える細木を何本か山から集めてこなければなりません。
来る途中、サルに会ったし、クリやどんぐりの多い場所なので、熊鈴を付けて駐車場の上へ。

ミズナラ、コナラ、クヌギ、カエデなどの若い細木を鉈や鋸で刈って集めました。
二人で谷川の庄の前まで下ろした頃、ちょうどお昼となり、また雨が降り出しました。

あとは茅を切る作業で準備は終わりかな、と思います。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2011年10月16日日曜日

かやぶき学習会の準備作業

10月30日(日)の「かやぶき学習会」開催に向け、準備作業が進んでいます。

学習場所となる「まゆの庄」の北側屋根では、準備したかやの量(がんばってきたつもりでも全然少ない!)に合わせた面積の古茅を落とし、細木(ほぎ)を約1尺間隔で差し込み、縄で縛り、雪落ちしないように釘で打つ作業を進めています。

先週、秋葉さんと古茅を落とし、細木を3本差して、縄で縛るところまで見本を見せてもらいました。

鼻の穴まで真っ黒になりながら古茅を落とし、屋根裏をのぞくと、中からすすで真っ黒になった俵が出てきました。

昔は不作に備え、屋根裏に穀物を保管していたそうです。特に古屋敷は小川紳介監督のドキュメンタリー映画にあるように非常に冷害に遭いやすい土地なので、穀物を囲炉裏の煤で燻し、不作や冬に備えて保存していたのかも知れません。

今日は、先週の続きに取り組みました。
確保できた20本の細木でできる範囲で下地作業を完了することができました。

あとは茅押さえの細木確保と茅の裁断作業ができれば30日に向け準備万端となります。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2011年10月9日日曜日

「かやぶき学習会」開催のお知らせ

茅葺きの職人さんの手伝いを体験しながら学び伝承するための学習会を開催します。
おいしいお昼ご飯も付きますので、皆さんどうぞご参加ください。

古屋敷村かやぶき学習会
〈主催〉古屋敷村の保存を考える会 
〈募集定員〉20名 
〈参加料〉無料
〈集合〉古屋敷村駐車場 午前9時
    (上山市大字大門字末沢地内)
〈講師〉秋葉長四郎さん
(上山市在住の茅葺き職人)
〈スケジュール〉
 9:00 集合~日程説明~作業場所へ移動
 9:10 かやぶき作業①
  ・秋葉さんの作業を手本に、かやぶきに必要な工程を体験しながら学習します。
(10:20~40) 休憩
12:00 昼食
  ・地域で昔から秋に食べられている食材で作った料理を味わいます。
13:00 かやぶき作業②
<午前の作業の続き>
15:00 作業終了~後片付け
15:30 解散
〈準備するもの、その他注意事項〉
・当日は現地に集合願います。
・多少汚れても構わない服装で、軍手、作業しやすい
運動靴又は長靴を持参ください。
・参加者の皆さんについては、主催者側で傷害保険に
加入します。
・高所等危険な場所で作業をする場合がありますので
御承知ください。


<申し込み先> 右の自己紹介から「古屋敷村の保存を考える会」のプロフィールページに入り、「メール」をクリックしてお申し込みください。
<申し込み〆切> 平成23年10月26日(水曜日)
<申し込み事項> お申し込みの際には〈ご氏名〉〈年齢〉〈住所〉〈電話番号等〉をお知らせください。


上記のチラシは「山形国際ドキュメンタリー映画祭2011」の会場(山形市中央公民館、山形市民会館、山形美術館、フォーラム)に置いています。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2011年10月2日日曜日

茅の整理作業③

まゆの庄での茅葺き作業に向けて、足場が設置されました。
これで少し安全に作業ができそうです。


さて、茅の整理作業の3回目。
去年刈った茅もようやく整理が付きました。はるえさんと2人の作業が多かったのですが、今日はもう一人助っ人が・・・読売新聞の影本記者がたまたま取材の下見に訪れたそうですが、ついでに茅を縛る手伝いをしてもらいました。(「その茅ばまるって!」「まるって??」)

今日はほかにもいろんな方が訪れました。
隣の佐藤さん、そしてまゆの庄の元所有者、花屋家の皆さんが法事の後に寄られていきました。


足場の設置とともに、「茅葺き学習会」に向け、徐々に準備が整ってきました。

駐車場には野生のホップも実をふくらませています。・・・あとは麦芽がそろえば・・・。

(予告)
「茅葺き学習会」を10月30日(日曜日)に開催します。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤