2011年9月11日日曜日

茅の整理作業

昨年11月に刈った茅の整理をようやく行いました。


これから10月に向けて、茅葺き職人の秋葉さんからのお力添えも得ながら茅葺き作業を実施できるよう準備していきたいと思っています。

【当面の計画】
1 まゆの庄への足場設置 10月5日まで予定(手配済み)
2 細木の確保 9月16日まで予定(手配済み)
3 山漆などの細木、縄の確保 10月上旬まで目標
4 秋葉さんによる下地つくり指導 10月中旬で日程調整
5 下地つくり作業 4の翌週
6 秋葉さんによる茅葺き指導 5の翌週

そのために、昨年刈った茅の整理を行っておく必要があります。
そこで、今日作業を行いました。


昨年刈った茅のうち、半分くらいが終わりました。
残り半分、来週あたり作業したいと思います。


ついでに・・・本日のなめこのほだ木。


・・・特に変化はありません。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2011年8月28日日曜日

秋葉さんと古屋敷へ

上山最後の茅葺き職人の秋葉さんに古屋敷の建物を見てもらいました。

これまで集めた茅で部分的にでも何とか屋根を葺けないか、秋葉さんに相談していたのですが、現地を見ないと、ということで今日に機会を設けました。

はるえさんと、ちょうど通りかかったところだった星野さんと話を聞きました。


ビデオにもありますが、「こだいなてがらでは(こんなになってからでは)大変だ~」という言葉が全体の感想だったのではないかと思います。


まあ、ダメでもともとのところもありますので、難しいでしょうが、何とか計画どおりのことは進めたいと思っておりまして、何とか秋葉さんから「見本」を見せてもらえるように足場づくり、細木の準備(1間に6本)をしていきたいと思います。


それで、とりあえずできることから、ということで、足場設置をするにも、こうも草ぼうぼうではいけないので、ザッと簡単に草刈りをしておきました。

まゆの庄の北側・・・まず、この辺に足場を設けたいと思っています。

まゆの庄の東側

まゆの庄の西側

そして・・・まゆの庄の南側から民具資料館の南側

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2011年7月28日木曜日

川西町からのお客様

今日の午前、川西町の“高齢者大学東沢学部”の皆さんが古屋敷村を訪れました。

川西町東沢地区の高齢者の皆さんによる生涯学習の会で、年に1回は地域から離れて移動学習会を開催するとのこと。

今回は、古屋敷から西蔵王の山形市野草園、蔵王温泉で昼食をとるという行程だそうです。

昨晩から大雨が続き、大雨警報はもちろん、土砂災害警報も発令される生憎の悪天候・・・予定の9時30分を少し過ぎた頃にバスで14名ほどの皆さんが到着しました。

本来、散策しながらお話をする、という予定でしたが、雨のため急遽、“谷川の庄”の中で、古屋敷村の歴史などをお話した後、質問を受けるような流れで進めることにしました。

「雪はどれくらい積もるのか?」「(3月11日の)地震の時は揺れたのか?」「平家の落人の集落で、村人の団結は固かったか?」「産業がなくなったから村を降りることになったのか?」などなど・・・。

山村というわけではないにしろ、東沢は古屋敷よりも雪は多く、茅葺の家も残っているようなところ。集落は存続していますが、今は離れる人が増えているとかで、30年前の古屋敷に似た状況もあるようです。


雨が晴れ、皆さん歩いて古屋敷の村を巡りました。


今年の雪で崩れた建物や火事の跡を目にしながら、皆さん、「やっぱり管理しねど、大変だな」「立派な坪あったんだそな」などと人が離れた村の困難さや寂しさに思いを至らせた様子でした・・・。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2011年7月3日日曜日

冬の痛手の補修

この冬は大雪で、里も大変で、正直、古屋敷まで手が回りませんでした。

今思えば、2月ごろに北面の屋根の雪下ろしをやっておけばと悔やむばかり。
・・・3月は震災で全く時間が作れませんでしたし、諦めるしかありません。

更に最近の梅雨は豪雨になることが多く、屋根の穴からどんどんと水が浸入してきて、土壁は非常に脆くなっています。

この二歩進んで四歩下がるようなことの繰り返しに正直めげそうなのですが、気を取り直し、出来る限り「穴塞ぎ」をすることにしました。

5月15日付けの当ブログの映像を振り返ると、こんな穴が空いています。


これを、とりあえずこんな風に塞ぎました。


まだ塞ぐべき穴は残っていますが、とりあえず一番大きな場所を塞いだことで、次に向かう気も出てきました。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2011年6月19日日曜日

笹竹まつり開催しました

6月19日日曜日、一年のうち最も過ごしやすい時季らしく、気持ちのよい天気になりました。

今日は古屋敷の谷川の庄で、東地区会長会と本会が実行委員会を組み、「笹竹まつり」を初めて開催しました。・・・狭い会場いっぱい、70名もの方々が参加してくださいました!・・・お断りした方、申し訳アリませんでした。

朝からみんなで笹竹の皮むきをして、親指の爪の間が痛くなってしまうほどでしたが、このとおり大なべ3個いっぱいに“たけのこ汁”。鯖とみずが入った味噌仕立て。

・・・“日本一の芋煮会”ではユンボを使うのが有名ですが、こちらは打ち水するような“ひしゃく”です。

山菜料理?雑草料理?・・・ヨメナの煮物も好評でした。

古くからの保存食で農作業の一休みのお供、かきもち。
それよりその下・・・「自分にはきびしく、他人にはやさしく」・・・かくありたいものですね~。

そして山形が誇るブランド米「つや姫」のおにぎり。

とにもかくにも、好天に恵まれ、大勢のお客さんで賑わい、よいイベントでした。ダイジェスト版はこちらをご覧ください。


古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2011年6月12日日曜日

笹竹の筍採り

 来週開催する「笹竹まつり」に使う筍を採りに、東地区会長会の皆さんと横川堰の本流取水口周辺に行ってきました。
 みんなで採った筍は、湿らせた新聞紙にくるんで東地区公民館の冷蔵庫に保存しています。


本日8時に東地区公民館に集合。
車に分乗し、古屋敷を抜け、萱平からさらに先、横川林道へ。

随分と山道を登り、駐車場に到着。
未舗装の狭い道を長く走らなければ行けない場所にもかかわらず、まるで観光地のように車が一杯。・・・中にはマナーの悪い人もいて、駐車場周辺にごみを捨てられることも増えていることから、不法投棄防止の看板を立て、周辺のごみ拾い。


・・・続いて宮城県側の横川堰駐車場へ。・・・ここでもタイヤやら懐かしいデザインのミシンやら、敢えて捨てに来ないと捨てないようなものも。

ごみと記念写真を撮って、いよいよ横川堰の本流を目指します。
白神山地ばりのブナの巨木の森には、きれいな沢や湧き水がところどころにあり、ここから横川堰に取水しています。・・・そして最深部の沢へ。

江戸末期の庄屋様が私財をなげうって、上山に水を引くために素掘りで堰を掘ったそうです。・・・物理的にも大変困難なのですが、当時、宮城県側は角田藩の領地。他藩から水を引くのは以ての外。今でも県境を越えることはそうないことですが。・・・随分時間が過ぎ、明治初期、山形県令の三島通庸が後輩であった宮城県令に山形県が無料で借りることを決めさせたとか。・・・以来、毎年、山形県が宮城県から無償で借りる契約が続いているそうです。

さて、本流の取水口から少し戻った沢沿いの笹薮で筍採取!

日当たりの良い場所の、背丈より高い笹薮に筍は生えやすいとのこと。
迷わないように気をつけながら、顔に当たり、足や胴に絡みつく笹を掻き分けながら地面近くをよーく見ると、筍がたくさん生えています。・・・1時間ほど採取した様子は次のとおり。


来週19日(日曜日)、谷川の庄で開催する「笹竹まつり」では、今日収穫した筍が振舞われる“はず”(うまく保存ができていれば)ですので、乞うご期待!!

古屋敷村の保存を考える会 齋藤

2011年6月4日土曜日

なめこの本伏せ

4月27日にほだ木になめこの菌打ちをしました。
それから一ヶ月間、ビニールシートと茅をかけて“仮伏せ”をしてきました。

ちょっと遅めなのかもしれませんが、先週は雨降りだったので、今週“本伏せ”をすることにしたのでした。

谷川の庄から川に降りたところの杉林近くにほだ木を運び、並べました。・・・湿気が多く、風がとおり、日光がチラチラ差し込む程度の場所がなめこ栽培に適しているとされていますので、「ここはもってこいかなぁ~、やはり、昔なめこ栽培が盛んだっただけあるなぁ~」と思うのでした。

谷川の庄の裏に仮伏せしていたほだ木をはるえさんと運び、並べ、一応「木を不法投棄しているのではありませんよ」「管理してますよ」ということを主張するために杭を立てて縄で囲みました。



・・・これで果たしてなめこはできるのでしょうか?幾許どころが相当に不安を持ちながらも、来年の秋に期待。果報は寝て待て。

古屋敷村の保存を考える会 齋藤